この記事では、締め処理をご説明します。
1:締め処理のタイミング
2:締め処理対象日を開く
3:未収金の確認
4:入金の確認
5:日報の記入
6:確定する
1:締め処理のタイミング
aipassで日別の締め作業が必要です。例を記載しますので、各施設様の運営に合わせて、実施してください。
施設規模・支払い | タイミング | 例 |
中、大規模・IN払い | 当日の夜や翌日の朝 | 営業日:24年10月1日を、10月2日の06:00に締め処理 |
中、大規模・OUT払い |
翌日のOUT後 |
営業日:24年10月1日を、10月2日の11:00に締め処理 |
小規模・現金取扱有 | 1週間に1回7日分 | 営業日:24年10月1日〜10月7日を、10月8日に締め処理 |
小規模・現金取扱無 | 1ヶ月に1回30日分 | 営業日:24年10月1日〜10月31日を、11月1日に締め処理 |
2:締め処理対象日を開く
締め処理対象日は、2つの方法で開くことができます。
①日別の「日次締め処理ボタン」
②表の右端「締め」にチェックが入っていない日付
順番に締め処理を行う必要があるため、チェックが入っていない日付の中で、一番古いものが対象です。下記画像では、1月24日です。
3:未収金の確認
まずはじめに「未収金」の欄が0円になっていることを確認します。未収金がある場合は、下記のように未収金額が黄色で表示されます。
請求書払い、OUT精算等の意図的な未収金でない場合は、右上の「明細」をクリックして、明細一覧から、「未収金」が黄色で表示されているものを探します。宿泊者名をクリックして予約詳細を開き、入金の有無をスタッフに確認して処理してください。
繰越金は、滞在中の予約(チェックアウト日が締め処理対象日より2日以上後)の未精算科目を集計しています。未収金と繰越金が一致する場合、未収金が0でなくても、OUT時に精算していただければ問題ございません。
4:入金の確認
前回の締め処理時刻から、現在までに入金された金額が支払い方法別に集計されます。
支払い方法別の入金金額を手元の入金額(現金、クレカ端末等)と一致するか確認します。
例えば現金確認では、レジ金を数えてそれぞれ入力して、保存します。「レジ内現金」や「レジ内合計」に反映されるため、「レジ内現金」と現金入金に相違がないか確認してください。
1週間分をまとめて締め処理する場合は、締め対象の初日と手元の入金額(1週間分)の一致を確認してください。
5:日報の記入
メモとして自由にご利用いただけます。締め処理を実施したスタッフ名、未収金や金額不一致のメモとしてご活用ください。
6:確定する
ここまでの作業が完了したら、画面下の「確定」をクリックします。下記のポップが表示され、内容に間違いがなければ「確定」をクリックください。画面は次の日付に切り替わります。
次のケースでは、確定時にアラートが表示されます。予約IDをコピー後、検索して予約詳細を開き、必要な対応を行なってください。
- 締め処理対象日で「精算済」の科目を含む予約のステータスが「予約」や「チェックイン」の場合
- 対象支払いが選択されていない(いずれの売上にも紐づいていない)割引がある場合