この記事では、プランの科目ブレイクについてご紹介します。
事前に設定をすることで、OTAからの予約を取り込んだ際に自動で仕訳ができます。
1:プランの科目ブレイクとは
2:ブレイク対象の売上科目の登録方法
3:プランコードの確認方法
3-1 :手間いらず
3-2 :TL-リンカーン
3-3 :ねっぱん
1:プランの科目ブレイクとは
プランの科目ブレイク設定をしていない場合は、ネットの販売料金が「室料」としてまとまって作成されます。一方で、設定している場合は、プラン内容応じて「室料」「夕食」「朝食」のように仕訳することができます。
以下の例をご確認ください。
2食付きプラン、事前決済30,000円、大人2名・子供A1名利用のご予約
科目マスタの設定で、「夕食」5,000円、「夕食(子供)2,500円、「朝食」1,810円で設定している場合
プランの科目ブレイク設定有
プランの科目ブレイク設定無し。または登録していないプランコード
2:ブレイク対象の売上科目の登録方法
ブレイク対象の売上科目の数量は、客室の人数に応じて計算されます。前述した例の場合、売上マスタは以下の画像のように登録しています。
- 朝食 料金分類6(プラン金額から引く、大人+子供A+子供B+子供その他の人数合計)
- 夕食 料金分類4(プラン金額から引く、大人人数)
- 夕食(子供) 料金分類7(プラン金額から引く、子供A+子供B+子供その他)
詳細の定義は、売上マスタの料金分類定義をご確認ください。
予約の客室人数は、大人2名・子供A1名利用のため、以下の数量になっています。
3:プランコードの確認方法
最後に、科目マスタのプランコードの確認方法をご紹介します。
3-1 :手間いらず
プランコード変換設定機能がありますので、そちらの設定を推奨しています。
手間いらずマニュアル:11. プランコード変換設定
設定例
上記設定の場合、aipass科目マスタのプランコードに、朝食科目の場合は「100」「200」、夕食科目の場合は「100、300」をご登録ください。
ネット販売のプラン名を、同じ2食付きプランにおいても、「2食」や「二食」で登録している場合は、プラン名を変更いただくか、変換設定で両方を登録する必要があります。その他、数字の全角半角、英語名などにもご注意ください。
変換設定を行わない場合は、「プラン検索詳細設定」にて、対象のプランコードを1つずつコピーして、科目マスタに登録してください。
3-2 :TL-リンカーン
TL-リンカーン:FAQ 番号「184」
登録方法については、「手間いらず」と同様の流れです。
3-3 :ねっぱん
ねっぱんには、プランコード変換設定機能がないため、全てのプランコードを登録する必要があります。
ねっぱん>プランの一覧>CSV出力をしていただき、対象のプランコードをコピーして、科目マスタに登録してください。