この記事では、スマートキー連携(リモートロック)の基本的な運用についてご説明します。
目次
- 1:スマートキー連携とは
- 2:初期設定
- 3:鍵番号の発行
- 4:鍵番号の通知
- 5:鍵番号の有効時間
1:スマートキー連携とは
スマートキー連携(リモートロック)を利用すると、部屋アサインをした際に、宿泊期間のみ有効な部屋の鍵番号を自動で発行することができます。カードなどリアルキーの発行や受け渡し業務が省略されることで業務効率化はもちろん、非対面・省人化運営を実現します。
<補足:その他の機能>
- セルフチェックイン機能を組み合わせることで、旅行者のチェックイン受付完了時に、部屋の鍵番号を自動で通知し、扉に備え付けてあるリモートロックに入力することで解錠・入室できるようになります。
2:初期設定
アイパスで鍵番号を表示するために、リモートロックの管理画面での初期設定が必要です。
詳しい方法は「スマートキー連携の設定(リモートロック)」をご覧ください。
3:鍵番号の発行
鍵番号は、アイパス管理画面で予約に 部屋をアサインする ことで発行されます。基本的に、当日のチェックイン時間までには予約の部屋アサインを完了するようにしましょう。
宿泊日の期間のみ、指定の鍵番号を使用できます。鍵番号の確認は、顧客詳細の部屋番号の右側より可能です。
<補足:鍵番号の変更について>
鍵番号は部屋アサイン時に発行されますが、アサインした部屋を削除して再アサインすると鍵番号が変更されます。部屋を削除せずに、日程変更や部屋タイプ・部屋番号の変更のみでは鍵番号は変更されません。
顧客詳細画面や客室管理画面で、部屋情報を全て削除すると別の鍵番号に変わってしまうのでご注意ください。
部屋情報の削除とは?
顧客詳細や客室管理で、部屋情報の「✖️」をクリックすると部屋情報が削除されます。
※関連記事:「顧客詳細からの部屋追加方法」「客室管理画面の機能紹介」
<顧客詳細>
<客室管理>
4:鍵番号の通知
鍵番号を旅行者に通知する方法は、施設のオペレーションによって異なります。それぞれの施設にあった方法をご確認ください。
<セルフチェックインをご利用の施設>
旅行者が施設に到着後、タブレットでセルフチェックインを行うと、最後にタブレット上で部屋番号と鍵番号が表示されます。
また、チェックイン時に取得したメールアドレス宛に「宿泊情報のご案内メール」が自動送信されますので、滞在中はメールから部屋番号と鍵番号を確認することができます。
<セルフチェックインをご利用でない施設>
セルフチェックインをご利用でない場合は、旅行者に自動で鍵番号を通知することができません。チェックイン受付の際にスタッフから直接お伝えいただく必要がございます。
アイパス管理画面でチェックイン情報を確認し、部屋番号と鍵番号を旅行者にご案内してください。チェックイン受付の業務フローは「チェックイン受付業務」をご参照ください。
※予約とチェックイン情報が紐付いていない場合は、予約情報から部屋番号と鍵番号を確認してご案内ください。
5:鍵番号の有効時間
発行した鍵番号は旅行者が鍵番号の通知を受けてからチェックアウト受付をするまで使用可能になります。
設定した「キーの有効時間」の範囲内で、旅行者がアイパスでセルフチェックアウトをすると自動的に鍵番号が無効になります。また、スタッフが管理画面でチェックアウト受付をするのも同様です。顧客のステータスが「チェックアウト」になると鍵番号は使用できなくなります。詳しい設定方法は「設定方法の記事」をご覧ください。
スマートキー連携(リモートロック)の基本運用についてのご説明は以上となります。