旅行者がスマート決済を利用した場合、aipass管理画面では顧客の利用明細の支払い方法が「アイパス決済」となり、精算が完了していることを確認できます。
この記事では、アイパス決済をキャンセルする際の対応についてご案内します。
キャンセルの状況により対応が異なりますので、それぞれご確認ください。
目次
- 1:支払い方法の変更によるキャンセル
- 2:予約のキャンセルによる払い戻し
1:支払い方法の変更によるキャンセル
旅行者がアイパス決済後に支払い方法の変更をご希望の場合、以下の方法でアイパス決済をキャンセルします。
<手順>
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- MAPでキャンセル処理をして全額返金します。MAPのクレジットカード決済キャンセル方法 の「決済後の全額返金」をご確認ください。
- aipass管理画面で対象顧客の利用明細を表示します。
- 科目の「支払い方法」と「入金(精算済→未精算)」を変更します。
- ご希望のお支払い方法で精算完了した際に、通常の精算処理を行います。
2:予約のキャンセルによる払い戻し
週毎または月毎に、キャンセル予約のうちアイパス決済をしており返金が必要な顧客を確認します。
確認方法は、aipass管理画面で「予約一覧>過去の日付を週毎・月毎に絞り込み>CSVダウンロード> BQ列の支払い方法の確認」を行います。
キャンセル予約のうち「アイパス決済」で精算済みになっている予約を確認することができます。
該当の予約詳細でキャンセル日時を確認し、キャンセル料の有無を判断します。
<キャンセル料発生前>
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- MAPでキャンセル処理をして全額返金します。MAPのクレジットカード決済キャンセル方法 の「決済後の全額返金」をご確認ください。
- 対象顧客のチェックイン情報を削除します。
<キャンセル料発生後>
キャンセルポリシーに従ってキャンセル料を請求します。
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- MAPでキャンセル料を請求します。MAPのクレジットカード決済キャンセル方法 の「2:決済後の一部返金」をご覧ください。
- aipassでキャンセル料の売上計上をするので、該当の予約詳細を表示します。
- 予約のステータスを「キャンセル→更新」に変更します。
- 利用明細の科目を削除し、キャンセル料として売上計上する金額を入力します。支払い方法「アイパス決済」、入金「精算済」にして保存します。 ※元の金額は予約詳細で確認できます。
- すでに旅行者が送信しているチェックイン情報に紐付けをすることで、aipassの「売上管理」で売上計上されます。紐付けしたチェックイン情報の宿泊者名を「キャンセル料」などに編集することを推奨します。
以上、スマート決済におけるキャンセル対応でした。