この記事では、アイパスのセルフチェックイン運用時に必要な端末に「iPad」を選定した場合の初期設定方法についてご紹介します。
目次
- 1:画面の自動ロックを解除
- 2:自動アップデートをオフ
- 3:「Safari」のツールバーを非表示
- 4:タブレット操作範囲を制限
1:画面の自動ロックを解除
iPadの画面にすぐロックがかかってしまう状態だと、実際に旅行者がチェックインする際に、「パスコード」の入力が求められ、旅行者がチェックインできなくなってしまいます。お問い合わせに繋げないためにも、まず初めに「画面の自動ロックの解除」を設定します。
1)iPadの「設定」画面から「画面表示と明るさ」をタップ、「自動ロック」を「なし」にすると設定は完了です。
2:自動アップデートをオフ
次に、「自動アップデートをオフ」にする設定をおこないます。
自動アップデートをオンにしているとアップデート後パスワードの要求がある場合があったり、自動アップデート中に予期せぬ不具合が起きる可能性などがあるため、「自動アップデートをオフ」にしておきます。
※端末のアップデートがある場合は未稼働時などに施設様が適宜おこなうようにしてください。
1)自動アップデートをオフにするため、「設定」>「一般」>「ソフトウェア・アップデート」の順にタップします。
2)「自動アップデートをダウンロード」をタップし、自動アップデートのスイッチをオフ(白色)にして完了です。
3:「Safari」のツールバーを非表示
アイパスではiPad上でお使いいただくブラウザとして「Safari」を推奨環境としており、ツールバーを非表示にすることで、URLを削除・変更されることを防ぐことができます。
まず、Safariでアイパスの管理画面を表示し、画面上部の「ああ(AA)」アイコンをタップします。表示されるメニューから「ツールバーを隠す」をクリックし、右の画面が表示されたら、ツールバーの非表示設定は完了です。
下記のように表示されたら、ツールバーの非表示設定は完了です。
ツールバーを再表示
画面上部(赤枠部分)をタップします。
下記のように表示されたら、ツールバーの再表示は完了です。
4:タブレット操作範囲を制限
いたずら防止の観点から、タブレット操作範囲を制限し、アイパスのチェックイン画面のみが触れる設定をします。
1)まず、アクセスガイドの設定をオンにするため、iPadの設定画面を表示します。
「設定」>「アクセシビリティ」>「アクセスガイド」の順にクリックしてください。
「アクセスガイド」をクリックすると、下記画面が表示されるので、ラジオボタンをクリックして、オンの状態(緑色)にします。
2)次に、「アクセスガイド」下の「パスコード設定」をクリックして、アクセスガイド用のパスコードを設定します。
※端末自体のパスコード設定とは別に設定が必要です。
下記の画面が表示されたら、「アクセスガイドのパスコードを設定」をクリック、施設で設定したパスコードを2回入力すると設定は完了です。
※パスコードを設定する際は、「000000」や「123456」等の特定しやすい番号は避けて設定するようにしてください。
3)最後に、セルフチェックイン画面を固定します。操作を制限したいブラウザ(アイパスの「セルフチェックイン」画面)を表示した状態で、他の範囲を操作出来ないように設定します。アイパスの管理画面にログインして、セルフチェックイン画面を表示してください。
「セルフチェックイン」画面を表示した状態でトップボタン(スリープボタン)をトリプルクリックすると、アクセスガイドが立ち上がります。
下記のような画面が表示されたら、操作を無効化したい範囲を選択します。無効化したい画面の領域を円で囲んでください。
最後に左下の「オプション」で「動作」「キーボード」「タッチ」をクリックします。
操作範囲を決定したら、画面右上の「開始」をクリックして、パスワードを入力して準備完了です。
アクセスガイドを解除したい場合は、再度トップボタン(スリープボタン)をトリプルクリックして、設定したパスコードを入力すれると解除することができます。
5:アクセス権限の確認
旅行者様がチェックインを行う際に、タブレット上のカメラをお使いになることがありますので
予めタブレット内のアクセス権限を確認いただきますよう、お願いいたします。
通常、タブレット上で初めてカメラを起動するときにはONになっているはずですが
稀にOFFになってしまっている場合があります。必ずご確認ください。
1)設定App>「プライバシー」>「カメラ」を開きます。
2)「カメラ」内にある【Google Chrome】を探し、ON(緑)になっているか確認をお願いします。
以上、「セルフチェックイン運用時のiPadの設定方法」のご紹介でした。