この記事では、顧客詳細一覧の「利用明細」の機能についてご紹介します。
利用明細では、宿泊プランの明細や、滞在中等に生じた追加精算の科目や支払い状況を確認することができます。
具体的な操作方法は「利用明細の確認方法」をあわせてご覧ください。
機能
①:領収書ダウンロード
②:明細の内容
③:割引の確認
④:支払い状況の確認
①:領収書ダウンロード
利用明細をPDFで出力・印刷することで領収書を作成することが可能です。
また、CSVとしても出力でき、メモとしてご活用いただくこともできます。
※チェックイン・滞在中・チェックアウトのステータスである旅行者の顧客詳細画面でCSV出力ができます。予約のステータスでは出力できませんので、チェックイン情報に紐付け後、出力をおこなってください。
②:明細の内容
「日付」「科目」「単価」「数量」「売上」「支払い方法」「入金」をご確認いただけます。予約連携をしている場合、予約情報から取得した宿泊プラン内容が科目ごとに分解されて自動で反映されるので、科目内容や数量・金額などを確認していただけます。
「支払い方法」と「入金」は後から入力することができ、科目の削除は右側の「 × 」でおこないます。
追加精算などによる科目の追加方法は別途「利用明細の科目追加方法」をご覧ください。
※科目や単価の設定には初期設定として「売上マスタの設定」が必要です。
※予約情報が更新されると明細にも内容が反映されます。
※締め作業により既に「売上確定済」の科目であっても日付を変更したり、新たに科目を追加することは可能です。詳しくはこちらの記事をご覧下さい。
③:割引の確認
施設で利用しているポイントやクーポン等の割引を事前に設定しておくことで、旅行者がポイント利用した際に明細や領収書等に反映することが可能です。
※ポイント利用が自動で反映されるわけではないのでご注意ください。施設スタッフ様で予約内容を確認し、別途付け替えをおこなう必要がございます。
※割引科目などの設定は初期設定が必要です。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
④:支払い状況の確認
「売上合計」「内消費税」「入金合計」「割引」「未収金」を確認できます。
・売上合計:予約プランの料金+追加料金など、割引される前の全ての金額
・入金合計:旅行者にお支払いいただいた金額(事前決済分を含む)
・割引:OTAでのポイント利用など、旅行者が負担をしない金額
・未収金:旅行者に現地決済していただく金額(=売上合計 − 入金合計)
「未収金」がある場合は赤字で表示されるので、チェックイン・アウト時に現地で必ず精算をしてください。
精算方法については下記をご参照ください。
<関連記事>
- チェックイン時の精算方法
- チェックアウト時の精算方法
- 一括精算の方法
以上、顧客詳細一覧の「利用明細」の機能に関するご紹介でした。