セルフチェックイン、モバイルリクエストでEPSON TM-m30シリーズとの連携が可能です。
1:プリンターのIPアドレスを固定する
2:IPアドレスをaipassに連絡
3:各iPadで連動プリンターを選択(セルフチェックイン)
1:プリンターのIPアドレスを固定する
①プリンターを接続する
有線・無線LANで接続されたEPSON TM-m30シリーズを制御することができます。
注意
- 接続機器(プリンター、iPad)を同一のネットワーク内に接続する必要があります。
異なるルーターに接続した場合、レシートプリンターへ接続できませんのでご注意ください。
②ネットワーク情報を出力する
プリンターに LAN ケーブルを接続して、プリンターの電源を入れてから30 秒ほど待ちます。プリンターがネットワークに接続されると次のような短いレシートが印刷されます。
「IP Address」項目に現在プリンターに割り当てられているIPアドレス「192.168.*.*」を確認します。
③プリンターのIPアドレスを固定する
③のステップは、必ずプリンターと連携するiPadにて1台セット毎に実施してください。
例. セルフチェックインを3セット利用の場合
- プリンターAの「3. プリンターのIPアドレスを固定する」を行う時は、iPadA(プリンターAと接続予定のタブレット)にて、Safariで実施
- プリンターBの際はiPadB、プリンターCの際はiPadC
以下の手順でプリンターに割り当てられる IP アドレス固定します。Safariを開き、プリンターの IP アドレスを使ってEPSON設定画面にアクセスします。
http 接続のため警告が表示されます。
詳細を表示を開き、192.168.?.?にアクセスする
これ以降のステップは、「TM-m30II-H」と「TM-m30Ⅲ-H」で設定内容は同じですが、画面が異なりますので、それぞれ説明します。
TM-m30II-H
ログインのためにユーザー名とパスワードを求められますので以下の通り入力してログインします。
ユーザー名:epson
パスワード:epson ※ログインできない場合はプリンター本体の背面カバーを外しSERIAL No.を確認して入力
設定画面が開きますので、左側のメニューからTCP/IPを開きます。
Acquiring the IP AddressをManualに変更します。
IP Addressは、左から3区切り目までは先ほど印字したIPアドレスと同じ値を入力し、4区切り目を200〜255の間の任意の値に設定します。(例. 192.168.4.200)
入力完了後は「Send」をクリックして次へ進みます。
Resetボタンをクリックすることでプリンターを再起動し、設定を反映します。
完了するまでそのままでお待ちください。
プリンターの設定が完了すると以下の画面に切り替わります。
TM-m30Ⅲ-H
注意
- 「SimpleAP Start」の先頭のQRコードを使用したWi-Fi Directモードは使用できません。
『現在のパスワード』 に製品シリアルNoを入力します。製品シリアルNoは、プリンターの背面にあるバーコードやプリンターが入っていた箱をご確認ください。
ネットワーク > ネットワーク基本を開きます。画像の赤枠部分を設定します。
・TCP/IP設定:手動設定を選択
・IPアドレス:左から3区切り目までは先ほど印字したIPアドレスと同じ値を入力し、4区切り目を200〜255の間の任意の値に設定します。(例. 192.168.1.200)
・サブネットマスク:255.255.255.0
・デフォルトゲートウェイ:左から3区切り目までは先ほど印字したIPアドレスと同じ値を入力し、4区切り目を1で設定します。(例. 192.168.1.1)
注意
- IPアドレスやデフォルトゲートウェイの左から3区切り目までが、連携予定のiPadの設定>Wi-Fi>接続中のWi-Fiで
iボタンを押した時の「ルーター」と一致しているか確認してください。
※画像はIPアドレスが「192.168.1.9」になっていますが、「192.168.1.200」等への変更を推奨します。
「設定」を押して、次の画面に遷移後、1分程度お待ちください。その後は、EPSONのタブを閉じます。
2:IPアドレスをaipassに連絡
ステップ3の設定画面でプリンターを選択するために、aipassにてプリンター登録を行います。以下の項目をお知らせください。
- プリンターの名称、IPアドレス
- プリンターの名称、IPアドレス
プリンターの名称は、次のステップで利用しますので、複数ある場合は分かりやすい名称にしてください。
レシート内に任意の文章を登録することも可能です。ご希望の文章がある場合は、併せてご連絡ください。
3:各iPadで連動プリンターを選択
各iPadで設定画面を開き、連動させるプリンターを選択してください。
例. セルフチェックインを3セット利用の場合
- iPadA(プリンターAと接続予定のタブレット)では、プリンターAを選択
- iPadBの際はプリンターB、iPadCはプリンターC
接続に成功すると、「プリンターの接続に成功しました」と表示されます。また、プリンターからテスト印刷が行われます。
最後に、セルフチェックインの画面を開き、管理(設定)画面を閉じて、アクセスガイドを適用したら完了です。