この記事ではスマレジ連携の部屋付け(2way)をご説明します。スマレジでの取引がaipassの客室・予約に自動で紐付き、aipassでまとめて会計することができます。
尚、売上をPMSに集約するため、スマレジの全ての取引がaipassに連携されます。
1:初期設定
2:チェックアウト払い(仮販売)
3:スマレジでその場会計(販売業務)
4:部屋付け漏れ時の対応
5:仮販売・取引のキャンセル
1:初期設定
スマレジとaipassのマスタデータを揃えます。サポートチームで初期設定のみ代行(一括登録)することが可能です。ご希望の場合は、スマレジのログイン情報をご共有ください。
スマレジ | aipass | 注意事項 | |
商品コード |
商品>商品コード |
売上管理>補助科目ID |
PMSでは、"飲料"等科目をまとめたい場合は、科目は同一にしてください |
部屋番号 |
販売設定>取引タグ>名前 |
客室設定>部屋番号タブ>部屋番号 |
部屋番号と名前を完全一致させてください。タブレットで取引タグがONになっていることを確認してください |
マスタ登録完了後は、スマレジアプリを開いているタブレットで、店舗・商品の同期を行なってください。
精算(1way)利用時の注意点
aipassで「室料」「子供その他」「{オプション科目名}」の3つの科目は、予約取り込み時に都度科目が作成され、科目や補助科目マスタに登録することができません。
これらの科目は、aipassの科目名とスマレジ商品名が一致する場合は紐づくようになっています。そのため、すべての商品紐付けをご希望の場合は、スマレジに「室料」「子供その他」「{オプション科目名}」の商品をご登録ください。
2:チェックアウト払い(仮販売)
「仮販売」から商品を選択、取引タグで旅行者の部屋番号を選択した後、「仮販売」を押してください。選択した部屋の予約ステータスが「滞在中」である必要があります。
PMSに「未精算」科目として連携されます。
PMSで会計が完了すると、スマレジの仮販売が削除され、取引が作成されます。
3:スマレジでその場会計(販売業務)
宿泊者でアウト払いにしないケースや、日帰り利用の会計を想定しています。
通常の販売業務から会計を完了してください。aipassの売上管理に精算済として取引が連携されます。
宿泊者利用でその場会計だが、該当宿泊者に取引データを紐付けたい場合は、1と同様に「取引タグ」を選択してください。
4:部屋付け漏れ時の対応
次のいずれかが原因で自動で部屋付けができないことがあります。
- 仮販売、販売時に部屋番号(取引タグ)を選択し忘れた
- 選択した部屋番号(取引タグ)で「滞在中」の予約が存在しない
これらの場合も、aipassの売上管理画面の取引から客室紐付けが可能です。
「部屋付け」ボタンから、滞在中の客室を選択して紐付けます。原因の2の場合は、選択した部屋番号が取引に表示されるので参考にしてください。
以下のケースは、aipassのアラート(右上のベルマーク)に通知されます。
①「販売」で選択した部屋番号で「滞在中」の予約が存在しない
②「仮販売」で選択した部屋番号で「滞在中」の予約が存在しない
③「仮販売」で部屋番号を選択していない
クリックすると日別売上管理に連携された取引が確認できます。必要に応じて客室紐付けをしてください。
5:仮販売・取引のキャンセル
仮販売
スマレジ管理画面から削除が可能です。スマレジ・アプリからの削除はできません。
取消を行なった仮販売は、aipassに自動で連携されます。
取引
スマレジ管理画面とスマレジ・アプリで取引をキャンセルすることができます。
aipassに自動連携されるのは、「返品取消」のみになります。特別な理由がない場合は、「取消」ではなく「返品取消」の選択を推奨します。
「返品取消」を行うと、1way(会計)連携した明細は未精算に戻り、販売業務でPMSに連携された明細は削除されます。
注意
- aipassで日次締め処理後は「返品取消」を行なっても連携されません。
明細を削除、編集したい場合はサポートまでお問い合わせください。