スマート決済プラグインの機能と、運用方法についてご紹介します。
このプラグインを利用することで、宿泊費や滞在中に発生した追加料金のお支払いを、フロントではなく旅行者ご自身のスマートフォンで完了することが出来ます。
目次
- 1:スマート決済プラグインとは
- 2:アイパス管理画面での確認方法
- 3:領収書の対応
- 4:締め作業での確認
- 5:キャンセル対応
1:スマート決済プラグインとは
旅行者がチェックインもしくはチェックアウトする際にご自身のスマートフォンから宿泊費などを決済できる機能です。現地での精算が不要になるため、旅行者は待ち時間を短縮することができ、フロントでのチェックイン・アウトの手続きをスムーズに行うことができます。
旅行者の具体的な利用手順は、スマート決済の利用方法 をご参照ください。
※スマート決済プラグインを利用すると、旅行者が送信したチェックイン情報に予約情報が自動で紐付くようになります。旅行者が送信したチェックイン情報は、「aipass管理画面>宿泊管理>チェックイン一覧」で確認します。
2:aipass管理画面での確認方法
スマート決済でお支払いが完了すると、その旅行者のチェックイン詳細の利用明細では科目の支払い方法が「アイパス決済」、入金が「精算済」と表示されます。
合わせて、未収金がないことも確認します。
〜〜〜〜略〜〜〜〜
旅行者が「フロント払い」を選択した場合は未精算になりますのでフロントでの精算が必要です。
滞在中に追加精算が発生した場合は、旅行者のチェックアウト時にスマート決済をご利用いただくか、フロントで精算を行います。
<補足:旅行者の精算状況の確認>
旅行者のお支払い方法や精算状況を一覧で確認するにはCSVデータを使用します。
CSVデータの出力は「アイパス管理画面>宿泊情報>チェックイン一覧>指定の日付を選択>CSVダウンロード」より行います。
出力したCSVデータのBQ列「支払い方法」、BU列「入金」を確認します。
精算済の場合はそれぞれのお支払い方法と入金額を確認でき、未精算の場合は特に表示がないため、複数顧客の精算状況を見ることが可能です。
3:領収書の対応
スマート決済で旅行者が支払いを完了した場合、領収書は旅行者ご自身でマイページよりご確認いただきます。宿泊施設でのお渡しは不要です。
旅行者が領収書を確認する方法は、「施設トップページ>マイページにログイン>利用明細」より対象の利用明細を選択し表示することができます。
4:締め作業での確認
毎日の締め作業において、管理画面上での「アイパス決済」の金額と実際に決済された金額に差異がないかを確認します。
<確認方法>
1. aipass管理画面の「売上管理>営業日」で売上詳細を表示し、「確定期間の開始時刻」を確認します。
2. MAP(クレジットカード決済サービス)管理画面で実際に決済された金額を確認します。
①取引検索を選択
②クレジットカード決済を選択
③取引日時に、アイパス管理画面で確認した「確定期間の開始時刻」と現在時刻を入力
④検索をクリックして「集計結果」を確認
⑤各売上情報の「確定処理」を行う
3. aipass管理画面の「売上管理>営業日>入金」で確認できるアイパス決済の金額とMAPの集計結果で確認した金額が合っていることを確認します。
5:キャンセル対応
アイパス決済をキャンセルする場合、aipass管理画面以外でも操作が必要になります。また、キャンセルの条件により対応が異なります。
詳しくは「スマート決済時のキャンセル対応」をご覧ください。
以上、スマート決済の基本フローについてのご案内でした。